上記の疑問に答えます。
結論としては療育手帳(第2種)も含め、全区間で割引が使えます。
他の鉄道会社も比べて、障害者割引の方法や割引条件は独自なのが特徴!
・ゆりかもめ線の療育手帳(第2種)の割引条件と割引方法について分かる。
・きっぷ・ICカードでの割引の手順がわかる。
※2021年11月に一部、内容を修正した上で更新しています。
今回、実体験を元に療育手帳(第2種)の割引条件と割引方法についてお話しします。
3分くらいで読めますし、ゆりかもめの障害者割引について知りたい方は気になる所にタップして下さいね!
※個人の障害状況により割引条件は異なるので、あくまでも参考程度に見て下さい。
ゆりかもめの障害者割引は療育手帳(第2種)でも全区間で使える!
距離に関係なく使える!!
ゆりかもめの場合、障害者割引(療育手帳第2種も含め)は距離に関係なく全区間で使えるのが特徴!!
規則で決められている。
基本的に障害者割引は鉄道会社の規則で決められています。 ゆりかもめの場合、全区間が割引対象!!
鉄道会社により障害者割引にばらつきがあります。
1駅の利用でも使える。
ゆりかもめは1駅間の利用でも障害者割引が使える!!
例えば、療育手帳(第2種)で豊洲ー新豊洲間の1駅を利用した場合の運賃割引は以下の通り▼
きっぷ | ICカード | |
通常 | 190円 | 188円 |
障害者割引(療育手帳 第2種) | 100円 | 94円 |
通常の運賃よりきっぷは90円、ICカードは94円割引されます。
実際、私も療育手帳(第2種)の割引が使ってゆりかもめに乗車するのが出来ました。
療育手帳(第2種)でも全区間で割引が使える。
ゆりかもめの場合、全区間で療育手帳(第2種)の割引が使えます。
1駅だけの利用でも割引される。
いくら割引されるの?
きっぷとICカードでは割引金額が多少異なります。 ここで、きっぷとICカードに分けて割引金額を紹介しましょう。
きっぷの場合。
新橋-豊洲の全区間をきっぷで利用した場合の表は以下の通り▼
通常料金 | 療育手帳(第2種) | |
新橋-豊洲間 | 390円 | 200円 |
通常の運賃より190円お得!! ※きっぷだと10円単位の計算なので実際の割引は半額より少し高めです。
ICカードの場合。
新橋-豊洲の全区間をICカードで利用した場合の表は以下の通り▼
通常料金 | 療育手帳(第2種) | |
新橋-豊洲間 | 388円 | 194円 |
通常の運賃より半額(194円)お得!!
ゆりかもめの場合、きっぷは半額より少し高めの割引・ICカードは半額より少し高め通常運賃の半額と覚えておくとよいでしょう。
割引条件は東京都民の方が有利!?
ゆりかもめの割引条件は東京都民の方が有利なのが特徴です。 ここで他県の療育手帳と愛の手帳での割引について説明します。
愛の手帳以外の場合
他県での療育手帳(第2種)だと大人も子どもも、1人で利用する場合に乗車券のみが半額となります。
簡単に言うと1人で利用するときにしか割引が使えません。 回数券・定期券の割引対象外です。
※子供だと12歳未満であれば親のみ定期券が半額。
基本的に1人で利用するときにしか割引が使えないと覚えた方が良いでしょう。
愛の手帳の場合
愛の手帳(東京都の療育手帳)だと大人・子供(付き添いも含む)も乗車券・回数券・定期券が半額となります。
一人での利用や親と一緒の利用でも親子共に全てが半額です。
愛の手帳だと第1種・第2種ともに割引条件が同じ。
愛の手帳次第で割引条件が違う
先ほどお伝えした通り、愛の手帳(東京都の療育手帳)と他県の療育手帳で割引条件が多いの違うの特徴!
他県の方は個人の状況次第で割引が使えない可能性があります。 しかし、普通に利用する分には割引が使えるので割引条件に困ることはありません。
ゆりかもめの障害者割引にもメリット・デメリットがありますので、詳しくは「療育手帳でゆりかもめの障害者割引を使うメリット・デメリットとは?」の記事で書いてあります。
専用の機械で割引する手順は3つ(きっぷとICカード別で紹介)
ゆりかもめだと他の鉄道会社と違い、専用の機械があるのが特徴!
ここで、専用の機械で割引する手順を3つの画像を用いてきっぷとICカードに分けて紹介しましょう。
専用の機械で割引するための3つの手順(きっぷの場合)
①きっぷ・証明書の部分に療育手帳を開いた状態で置く。
※第1種・第2種なのかをチェックするため、必ず開いた状態で置くようにして下さい。
②黄色の呼び出しボタンを押す。
ボタンを押すとインターホンで駅係員が対応します。
※必ず、駅係員にインターホン越しで話す必要はありません!
③ふくしボタンを押す。
駅員の指示に従ってふくしボタンを押すと画面が割引になりますので、あとはきっぷを購入するだけ!
以上できっぷでの購入する手順は終わりです。
精神的な抵抗も少なく、話す必要もないので非常に簡単!
専用の機械で割引するための3つの手順(ICカードの場合)
①のりこし精算機で療育手帳を置く。
のりこし精算窓口の横(画像左)にある、専用の機械に療育手帳を開いた状態で置く。 ※第1種・第2種なのかをチェックするため、必ず開いた状態で置くようにして下さい。
②黄色の呼び出しボタンを押す。
専用の機械に療育手帳を置いたら、呼び出しボタンを押して下さい。
③ICカードを置く。
駅係員の指示に従い、ICカードを置いて下さい。 ここで割引が開始されます。
以上できっぷでの購入する手順は終わりです。
ゆりかもめの障害者割引の特徴は3つ
ゆりかもめの障害者割引の特徴は以下3つ▼
・療育手帳(第2種)も距離に関係なく全区間で使える。
・愛の手帳(東京都の療育手帳)が優先的に割引されてる。
・専用機械で割引する手順は3つ。
距離に関係なく全区間で使える上、専用機械での割引が特徴なので利用する際は精神的な負担が少なく感じます。
今回の記事を参考程度に見て頂ければ幸いです。 最後まで読んでいただきありがとうございました。
今後も応援のほどよろしくお願いいたします。