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【境界知能ブログ】本当は障害ではない!?境界知能の3つ特徴とは  

ことり
ことり
こんばんは、ことりです。

大人になって「発達障害」・「知的障害」と疑って、診断結果が違うケースが良くあります。

多くのケースが「発達障害」または「知的障害」と疑って、診断結果が「境界知能」診断されたことです。

実際、多くの方が「発達障害」または「知的障害」を疑って、「境界知能」と診断された経験はありませんか。

とはいえ、「境界知能」と診断されても、わからない方もいると思います。

「境界知能」っ言われても・・・何それ?
境界知能って何?
境界知能って、障害じゃないの?

▲当然頭の中では上記の疑問を持つ方もいると思います。

子ガモ
子ガモ
ことり君、診断結果が「境界知能」と診断書されたけど? 「境界知能」っ何? 何の障害なの?
ことり
ことり
子ガモ君、実は境界知能に3つのある特徴があるんだよ

そこで、上記の疑問に私(ことり)が実体験を交えながら、境界知能の3つの特徴を分かりやすく解説します。

解説の前に先に3つの特徴を言っちゃいます!!

・境界知能は「障害」ではなく、知的障害と健常者の間の知能

・境界知能は正式には「障害」と言えない。

・大人になって気づくことが多い。

今回の記事の対象者

・「発達障害」・「知的障害」を疑い、診断結果が【境界知能】と診断されて、疑問を持つ方。

・「境界知能」と診断されたばかりの子供を持つ親。

ことり
ことり
これから、大事な特徴を解説するから、ぜひ、読んでおいてね。

境界知能とは何?

そもそも、境界知能って何?

そもそも、境界知能とは「何なのか」をざっくりと説明します。

一般のIQは100に対して、「70-85」のIQの値を境界領域知能と言います。

正式名称は「境界領域知能」。別名「知的ボーダー/ボーダー層」と呼称される。

分からない方のために、ざっくりと分かりやすく図を表示します▼

簡単に言うと、「知的障害」と「健常者」との間のIQの値。

サイトによっては、IQ の値が「70-79」と表示されていることもある。

動作性・言語性IQについて

「境界知能」と言われると、中には「発達障害のようにIQ(動作性・言語性)に凸凹がないの」と疑問に思う方も居るかも知れません。

はっきり言いますと▼

・境界知能単体の場合、「IQに凸凹」はありません。

・全体的にIQ(動作性・言語性)は低いてす。

上記のことが分からない方のために「境界知能」の具体例を以下の通りに表示しました。

具体例
境界知能の場合 言語性85 動作性72 全体のIQ73

つまりIQだけでは「知的障害」に近いのです。

能力について

境界知能は日常・社会性能力は「知的障害」の方より優れるものの、「健常者」の方より能力は劣ります。

健常者より劣る部分▼

・社会的コミュニケーション、会話。

・抽象的な指示、内容の理解。

・場の空気を読むこと。

・一度に大量の情報を処理。

・物事の判断、臨機応変な対応。

・要領が悪い・不器用。

どういうことかと言うと。

つまり、境界領域知能の能力は「健常者」と「知的障害」の間。

障害ではない?

障害ではなく、何?

先ほど述べた通り、境界領域知能の全体IQ(知能指数)は70-85の値あきらかに「知的障害」と言えないのが事実です。

境界領域知能の単体だけでは、IQに凸凹の差がないので、「発達障害」とも言えないのです。

簡単に言うと、境界領域知能は「知的障害」と「健常者」の間で「障害」ではないこと。

「発達障害」・「知的障害」でもないこと。

サイトでは「環境を選べば、自立して社会生活は出来る」と書かれています。

しかし、本人だけで環境を選ぶのはハードルが高く、自分ひとりでは難しいのが現実です。

健常者との違い

先ほど「境界知能は明らかな障害」ではないと説明をしました。

ところが、中には「障害ではないから健常者と同じ」と考える人もいます。

実は「健常者」と違うところがあります▼

「境界知能」は「健常者」と違い、支援・サポートが受け入れることが可能なことです。

主な違いは以下の通り▼

上記の②について、境界領域知能の場合、「障害者手帳」の種類は「療育手帳」

特にIQ70-75は自治体の基準に違いがあり、場合によっては「障害者手帳」取得することは可能。

上記の①についての支援機関は以下の通り▼

・発達障害支援センター

・障害者就業・生活支援センター

・就労移行支援事業所

・地域若者サポートステーション(通称 サポステ 15-39歳までの方が対象)

・地域障害者職業センター

子ガモ
子ガモ
ことり君、「境界知能」は障害ではないんだね。でも支援と障害者手帳取得は可能なんだね。
ことり
ことり
支援と手帳取得可能なところが「健常者」との違いなんだよ。 支援・サポートを受ける場合は医師の診断書・意見書は必要だよ。

大人になって気づくことが多い。

何故?大人になってから気づく

「境界知能」の多くが「発達障害」・「軽度知的障害」と同様に大人になって気づくのが多いです。

大人になって気づくにもいくつかの理由があります。

以下の理由▼

・「知的障害」の診断がつくか、つかないの境界で気づかない。

・見た目は健常者とほぼ変わらない。

・社会に出るまで、「変わった子、話が通じない人」等の個性で見過ごされていた。

・親も本人も自覚していない。

・「障害の疑い」に気づいても、親・医師・教員は子ども対してに「障害」を見過ごしていた。

上記の通り、「本人の自覚がない」「個性で見過ごされる」「親・医師・教員が隠し通す」の様々な理由があげられます。

子ガモ
子ガモ
大人になって気づくのもさまざまな理由があるんだね。
ことり
ことり
特に目に見えない脳の障害はなかなか気づかないんだよ。

まとめ、境界知能は障害ではなく、「知的障害」と「健常者」と間の位置。

いかがでしょうか。

今回の記事は「境界知能」の3つの特徴をまとめました。

まとめ

・「境界知能」のIQ・能力は健常者と知的障害の間の位置。

・正式に「知的障害」とは言えない。  ※ただし、健常者と違い、支援・障害者手帳申請、取得は可能。

・さまざまな理由で大人になって気づくことが多い。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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ABOUT ME
高梨ことり
療育手帳(第2種)の割引情報を発信! 2020年1月に軽度の知的障害(全IQ72)と診断され、同年12月に療育手帳(第2種)を取得。 取得してから6ヶ月後に療育手帳(第2種)の割引に疑問が生じたことから療育手帳(第2種)の割引についての情報を発信に至る。