上記の疑問に答えます。
結論としては、親が子どもに障害を隠す理由が3つあります。
ただし、障害を子どもに隠すことは親のせいであるのは事実。
・親が子どもに障害を隠す理由がわかる。
・子どもに障害を伝える重要性がわかる。
今回は、私が21歳の時に「親に障害の疑い」を告げられた体験をもとに、親が子どもに障害を隠す3つの理由を子どもの立場からお話します。
3分くらいで読めますし、障害を隠す理由と子どもに障害を伝える必要がわかる可能性がありますので、ぜひ最後までお付き合いください。
結論、子どもに障害を隠すのは親のせい。
子どもに障害を伝えずに、いつまでも隠しとおすのは、親のせいでもあります。
なぜなら、子どもの将来に影響するからです。
本人(子ども)も障害に気づかないことがあります。
親が子どもに障害を伝えないには、3つの理由がありますが、それは子どもの将来のためにはなりません。
ここでは、親が子どもに障害を隠す3つ理由と置かれた子どもの立場を踏まえた上でお話します。
※補足
私の体験をもとに、厳しい意見が書いてありますのでご了承ください。
では、さっそく進んでみましょう。
理由① 伝えるタイミングがわからない
子どもに伝えるタイミングは?
ほとんどの親が伝えるタイミングに悩みと思います。
しかし、伝えるタイミングがわからずにズルズル引っ張っても、伝えないままだと子どもの将来のためにはなりません。
ベストなタイミングは?
隠し通された私の立場からすると、伝えるタイミングが以下の通りです▼
①学生生活で問題をおこしいる場合
→今すぐに伝える。
②学生生活で問題を起こしていない場合
→就活までには伝える。
のが、親が子どもに障害を伝えるベストなタイミング。
伝えるタイミングは少し違いますが、障害を伝えないと将来子どもは困るのは確実です。
障害の疑いを大人になって告げられたら、どうなったのか?
私の場合は大人になってから親に「障害の疑い」を告げられいます。
私の場合、学生時代は
・勉強が苦手(特に計算問題がだめ)
・変わりもの
・天然で面白いやつ
などの個性で何も問題をおこさずに過ごしました。
ところが、就活までに障害を隠された結果以下の通りです▼
学生のとき
→勉強が出来ない以外、特にいじめや不登校などの問題はなかった。
社会人のとき
→コミュニケーション・対人関係・臨機応変な対応が出来なくて、問題だらけだった。
①就活時の面接に失敗。
→結果、実習労働もせずに友達の縁故入社。
→入社した会社の仕事内容が合わない。
②職場仲間からは
・「お前は常識がない」
・「親の教育が悪い」
・「変なやつ」
などと言われる。
③コミュニケーション・会話が出来ない。
→意志疎通が出来ない。
→「報・連・相」がわからない。
→「何を言っているかわからない。日本語を勉強しろっ!!」
こんな感じで社会に出た途端、つまづきましたね。
どちらにしても、就活までに親は子どもに障害を伝えるべき。
問題を起こす・起こさない、どちらにしても、就活までに親は子供に障害を伝えるべきです。
ただし、学生生活でいじめによる不登校などの問題をおこしてる時は、親はすぐにでも子どもに障害を伝える必要はあります。
不登校のまま放置すると、
・引きこもりになるリスクが高い。
・中卒学歴・高校を退学する可能性が高い。
・社会に出ても、人間関係にトラブルを起こす。
など、将来に影響が出る可能性は高いです。
問題を起こす・起こさない、どちらにしても、就活までに親は子どもに障害を伝えるべきです。
理由② 世間体を気にする。
世間体を気にする親は結局「自分のこと」だけ。
世間体を気にして、「子どもに障害」を隠す親はいると思います。
しかし、世間体を気にする親は、結果「子どものこと」考えていないのと同じことです。
世間体を気にすることは子供の将来を考えていない?
世間体を気にすることは、自分の身を守るだけであって、子どもの将来は考えていないのです。
子どもが社会に出た途端、社会生活での生きづらさは障害(発達障害・知的障害)がある本人にしか分かりません。
周りの目を気にする行動は、結局、自分のことだけ。
例えば、周りから自分が評価されたいために、
・仕事の責任逃れを上司が部下に押し付けたり
・学歴を気にして親は子供に英才教育を押しつける
ことはあります。
しかし、周りの目にする行動は結局、自分のことしか考えていないのです。
世間体を気にする=「自分のこと」しか考えていない。
簡単に言うと、世間体を気にして、子どもに障害を伝えないのは「自分のこと」しか考えていないのと同じことです。
世間体を気にしても、最低「自分の子ども」だけには障害を伝えるべき。
理由③「軽度」だからと、甘くみている。
軽度ほど親は子どもに障害を伝えない。
▲こんな感じで、「軽度」だからと障害を子供に伝えないまま隠し通している親がいるのも事実です。
正直、軽度だから「まあいいや」など思わずに、軽度ほど子どもに障害を伝えなければなりません。
軽度ほど障害を放置されやすい?
軽度ほど行動が「普通の子(健常者)」と分かりにくく、障害を放置される可能性があります。
特に軽度の場合、社会人になってから、
・コミュニケーション
・対人関係
・臨機応変な対応
などによって、トラブルを起こすのです。
下手すれば、大人になっても本人は気付かないまま人生を消耗します。
軽度ほど問題が目立ちにくい
実際、私の場合は
学生のとき
→勉強が出来ない以外、特にいじめや不登校などの問題はなかった。
社会人のとき
→コミュニケーション・対人関係・臨機応変な対応が出来なくて、問題だらけだった。
正直、私は学生から社会人になったときが一番、辛かった…
親に「障害の疑い」を告げられる、21歳までは自分でも分かりませんでした。
2020年の12月に職場仲間に「軽度の知的障害」をカミングアウトしても、
と対応されるのです。
実際、障害を職場仲間に告白した、自身のツイート。
障害が軽度ほど、子どもに障害を伝える必要はある。
障害のレベルが軽いほど、子どもの将来の人生に左右されるので、軽度でも親は子どもに障害を伝える必要があるのです。
私のように、軽度(知的障害・発達障害)の多くは学生生活には問題はないが、社会人になると、
・常識
・コミュニケーション
・臨機応変な対応
などのトラブルを起こします。
子どもの障害を隠すのは親のせい。どんな理由があっても、子どもには伝えること。
子どもに障害を隠すのは、親のせいでもあります。
今回は親が子どもに障害を隠す3つの理由を私の体験も含めてお話しましまが、どんな理由であっても、親は子どもに障害を伝えるべき。
①伝えるタイミングがわからない
②世間体を気にする。
③軽度だからと甘く見ている。
障害を伝えないと子どもの将来に影響し、挫折するばかりの人生をおくる可能性があります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。