▲上記の疑問に答えます。
大人になって軽度知的障がいが診断された私の場合は「何が出来る・何が出来ないか」については以下の通り▼
・コミュニケーションや理解力が少し劣る。
・人より動作が遅い。
・数字を覚える又は計算が苦手
・忘れやすい。
・同じ作業の繰り返しは得意。
・1つのことに集中できる。
・昔のエピソードや体で覚える記憶は得意。
・好きなことや興味あることは努力する。
本記事の内容は軽度知的障がいがあると何が出来る・出来ないかについて書いています。
あくまでも私の場合なので、共感する部分のみタップしていただけたら幸いです。
軽度知的障害は何ができない。
大人になって軽度知的障害の私が出来なかったことは以下の通り▼
・コミュニケーションや理解力に少し劣る。
・人より動作が遅い。
・臨機応変な対応が苦手。
・数字を覚える又は計算が苦手。
・忘れやすい。
上から見て行きましょう。
コミュニケーションや理解力が少し劣る。
全体的なIQ(言語・動作性)が健常者より低いため、コミュニケーションや理解力が他の人よりも劣ります。
私の場合、相手に上手く説明出来なかったり、相手の抽象的な言葉や曖昧な言葉で説明された時には理解に苦しむ時が結構ありましたね‥‥
また、頭の中で言葉や文章を簡潔にまとまらない状態も今でもあります。
もし、自分の子供が軽度知的障がいだと診断された場合は、コミュニケーションや理解力が人より劣ることも把握しておくと良いでしょう。
特にコミュニケーションの面では社会に出てから苦労する面がありますし、療育手帳判定の診断だけではコミュニケーションでの困り事は目立ちにくのです。
人より動作が遅い。
先ほどもお伝えした通り、全体のIQ(動作性IQ)が低いため、動作が人より遅いです。
私の場合、手先の動きも人より遅く今でも靴ひもが上手く結べない程、細かな動作は苦手です。
約2年前に手作業が求められる仕事に就いたものの「仕事が遅い!!」と何度言われたほど。 むしろ煽られまくり(笑)
他人暮らさない限り、日常生活においては動作が遅いのは目立たないものの、手作業の速さを求められる職業では動作の遅さが目立つこともあります。
臨機応変な対応が苦手。
よくネット情報で載っていますが、臨機応変な対応が苦手なのは本当です。
私もそうなのですが、状況に応じての対応には結構苦労します。
私の場合、仕事や家事等で同じやり方にこだわり、状況に応じてやり方を変えるのは苦手ですね。
ただ、年齢を重ねるにつれてちょっとだけ臨機応変な対応は出来るようになりました(仕事では無理ですが‥‥)
お子さんが軽度知的障がい診断された場合は臨機応変な対応が苦手なのは、認識した方が良いでしょう。
就職面でも臨機応変が求められる職種には向いてないことも把握しておいて下さい。 何故なら、就いたとしても長続きしないからです。
数字を覚える又は計算が苦手
ワーキングメモリや理解力に劣るため、数字を暗記することや割り算やイラストや文章を使用した計算が苦手です。
ワーキングメモリが弱いのか、私の場合は数字の暗記は2-3桁した、覚えるのが出来ずに5桁だとすぐに忘れてしまいます。
イラストや文章を使用した計算も理解出来ずに正解を出したこともありませんし、今でも良く指で数字を数えることもあります。
個人差はありますが、数字を丸暗記することやイラストを使用した文章題の問題が苦手です。
忘れやすい。
先ほどもお伝えした通り、ワーキングメモリと短期記憶が弱いため一度で複数の作業や物事等は忘れやすく覚えるのは苦手です。
私も物事を一気にやろうとすると必ず1つの作業を忘れたりすることがよくあります。
例えば、旅行を行くときにも何かしら持ち物を1個忘れることもしばしば‥‥ また、メモしようとしてもメモ自体、忘れることがあります。
軽度知的障がいの場合、時間が掛かるかも知れませんが、メモでのチェックや確認することをすれば多少、忘れやすさは防げることは可能です。
ただし、完璧に忘れやすいのを防ぐは難しいので完璧を求めない方が良いかも知れません。
軽度知的障害は何が出来る。
次に何が出来るのかについて、以下の通り▼
・同じ作業の繰り返しは得意。
・1つのことに集中するのが得意。
・昔のエピソードや体で覚える記憶は得意。
・好きなことや興味あることは努力する。
上から見て行きましょう。
同じ作業の繰り返しは得意。
ネット情報にも良く載っていますが、臨機応変な変化とは逆に同じ作業の繰り返しは得意なのは本当です。
私も簡単で同じ作業の繰り返しの方が苦ではないし、発達障がい専門の心療内科の医師にも言われたことはあります。
個人差はありますが、軽度知的障がいの方は同じ作業の繰り返しの方が得意な傾向にあります。
臨機応変な変化が苦手な方は同じ作業の繰り返しの職種や変化の少ない職場の方が適しているかも知れません。
1つのことに集中するのが得意。
先ほどと似たような内容ですが、1つのことにコツコツと集中するのが得意です。
集中力が高いのも特徴なので、同じ作業を飽きずに続けられる強みがあります。
私の場合は複数の事を同時に出来ませんが、1つのことにコツコツ集中するのは苦ではないし、複数の事を同時に進行するのが苦手ですね‥‥
同じ作業の繰り返しと同様に1つのことにコツコツ集中するのは得意なので、この強みを伸ばしてあげると良いでしょう。
昔のエピソードや体で覚える記憶は得意。
ワーキングメモリや短期記憶の弱さとは逆に長期記憶の方が強いので、昔のエピソードや体で覚える記憶の得意です。
ただし、体で覚える記憶については長期間感覚をあけると忘れてしまうことはあります。
私の場合、中学生辺り頃から昔のエピソードを覚えていることが多くて、大人になってからのエピソードや昔のことは大体覚えています(普通の方と比べると遅い方ですが‥‥)
ただ、体で覚える記憶については長期間あけると感覚を戻すのに少し時間は掛かりますが‥‥
短期記憶とは逆に昔のエピソードや体で覚える記憶などの長期記憶は得意な傾向にあります。
好きなことや興味あることは努力する。
個人差はありますが、好きなことや興味あることに関しての努力は出来ますが、逆に好きなことや興味がないとモチベーションは続かずに苦痛になることがあります。
私の場合、好きなことや興味のあることについては努力したり覚えたりすることは出来ますが、興味がないものに関しては全く努力しないし、苦痛な時がありますね‥‥
好きなことや興味のあることに関しては努力したり、覚えたりするのが出来るので好きなことや興味のある部分については伸ばすのも良いかもしれません。
日常生活では支障ない。
障がいの程度が軽度で目立ちにくいため、普段生活する上で支障はありません。
私も軽度知的障がいが診断されたのは大人になってからあり、学生時代などは健常者と何の違和感なく過ごせました。
ただし、親は3歳の時から言葉が遅れや言葉が喋れない等、障がいを疑っていた見たいです。
障がいの程度が軽度なので、日常生活する上で目立った支障はありません。また、学校でも健常者と一緒過ごすことは可能です。
・3歳の時で言葉の遅れや言葉でが喋れない等したら何か障がいを疑うこと。
・周囲の方に軽度知的障がいを伝えても軽く見られるケースが良くあります。
社会に出てから困難が生じる。
軽度知的障がいで問題なのは社会に出てからであり、学生時代に目立ったなかった▼
・コミュニケーション
・理解力
・臨機応変な対応や日々変わる職場環境
などの今でも苦手なことが目立ってしまいます。
軽度だと軽くみられることも、場合により本人には辛く感じることもあるのです。
先ほどの話にも似ていますが私も学生時代は何の問題もなく過ごせましたが、社会に出た途端以下苦しみました▼
・コミュニケーションや理解力に苦しむ。
(抽象的な言葉や人の話が理解出来ない。)
・社会の暗黙やマナー等
・ミスや忘れが多く、仕事出来ない等
特にコミュニケーションにおいては今まで自分では健常者並みに喋れると思っていたのですが、「何言っているか分からない」や「会話をもっと勉強しろ」と言われるとは思っていませんでしたね。
学生時代は健常者並みに過ごせる分、社会に出てからコミュニケーションや社会の暗黙のルール等により困難が生じます。
また、周囲の方に伝えても「軽度」だと軽くみられがちです。
軽度知的障害の方は「何が出来る・出来ない」 まとめ
今回、軽度知的障がいの方は何が出来る・出来ないについてお話ししました▼
何が出来ない
・コミュニケーションや理解力が少し劣る。
・人より動作が遅い。
・数字を覚える又は計算が苦手
・忘れやすい。
何が出来る。
・同じ作業の繰り返しは得意。
・1つのことに集中できる。
・昔のエピソードや体で覚える記憶は得意。
・好きなことや興味あることは努力する。
あくまでも、私の場合ですので全員が当てはまるとは限りませんのでご了承下さい。
今回、記事の中で1つでも共感して頂ければと思います。
最後まで読んで下さりありがとうございました。
マイペースながら今後も療育手帳・軽度知的障がいの体験談などを発信するので宜しくお願いします▼